NTT西日本が今大会初のタイブレーク(無死一、二塁から攻撃)を制して初勝利を挙げた。

3-3で迎えた延長に入った10回からタイブレークが採用された。NTT西日本は表の守りで1点を勝ち越されたが、その裏にすぐさま追いついた。送りバント失敗で1死となった後、辻本勇樹捕手(22=仙台大)が左翼に適時打した。なおも続いた1死満塁では途中出場の石山励雄外野手(25=創価大)が犠飛を放ち、サヨナラ勝ちを決めた。

価値ある打点を放った石山は「サヨナラ打は初めてです。相手はカットボールが多かったので狙っていました」と振り返った。