関西学生野球連盟は13日、大阪市内のホテルで春季リーグ(4月6日開幕)に向けた記者会見を開き、各大学の監督が出席した。中心として期待する1選手を問われ、それぞれ名前を挙げた。

昨秋優勝した近大の田中秀昌監督は谷川刀磨内野手(4年=星稜)を挙げ、「この人次第で優勝の可能性が変わる」と話した。

立命大の後藤昇監督は坂本裕哉投手(4年=福岡大大濠)に「どれだけ抑えてくれるかで優勝が決まる」と期待を寄せた。

関大の早瀬万豊監督は倉川竜之介外野手(4年=桜宮)を「右翼で4番を考えている」と話した。

関学大の木内祥晴監督は小田竜輝投手(4年=熊本第一)の「引っ張ってくれるので投手力が上がる」と信頼度が高い。

同大の渋谷卓弥監督は小川晃太郎外野手(3年=龍谷大平安)を「特に『走』がすごい。走攻守そろっている」と絶賛。

京大の青木孝守監督は藤原風太投手(4年=東海大仰星)を「藤原で勝ち点が挙げられたらいいな」と信頼をのぞかせていた。(学年は4月からの新学年)