右足首捻挫からの復帰を目指す楽天田中和基外野手(24)が15日、休日返上で調整に励んだ。

静岡・草薙球場で約2時間、ランニングや痛めていた右足でのジャンプ、ストレッチなどで患部の感触を確認した。

12日から1軍に合流し、すでに打撃練習も再開。昨季の新人王は「痛みや怖さはほとんどない。今まで動かしていなかった分の違和感や、不自然さを取り除いていきたい」と話した。

1日の台湾遠征で負傷した右足は順調に回復しているが「自分はバッティングより守備や走塁でチームに貢献するタイプ。まずはそっちができないと」。しっかり状態を見極めながら実戦復帰を目指していく構え。29日の開幕には「僕自身は、いけると思っています」と力強く言い切った。