楽天田中和基外野手(24)が、早ければ21日のソフトバンクとのオープン戦(ヤフオクドーム)で実戦復帰する。台湾遠征中の1日に右足首を捻挫。12日の1軍合流後、段階を踏んで練習の強度を上げてきた。平石監督は「ほぼクリアになっている。休み明け(20日)で試合に出られるか、細部までしっかり確認して、早ければ2試合目くらいから」と見通しを示した。

チームは18日、静岡で練習後に福岡入り。田中も他の外野陣と同じメニューで動いた。走攻守でチームに欠かせない昨季新人王は「試合に出ることで、まずは1軍に置ける状態かを(首脳陣に)確認してもらう。その上で、使ってもらうためには結果も必要」。ここ2試合は田中不在時のオプションとして、ドラフト1位辰己涼介外野手(22=立命大)を1、2番でテストした。復帰の青写真を描きつつ、危機管理も怠らない。