ロッテの先発ローテ最後の1枠を巡って直接対決だ。

ドラフト3位小島和哉投手(22=早大)と17年勝ち頭の二木が28日にロッテ浦和球場で行われるイースタン日本ハム戦に登板する。開幕ローテの6人は過去3年連続右腕のみ。今季は左腕ブランドン・マン投手(34=レンジャーズ)が5戦目に内定しているが先発左腕不足は長年の課題だ。

左腕の小島は14日の台湾ラミゴとの交流戦で4回1失点と好投するなど安定した投球を見せている。一方の二木は13日のヤクルト戦で風速15メートルの強風が吹くなどの不運もあったが、3回4四球で5失点。84球を要し、井口監督から「球威も上がってこないし今のままでは厳しい」と再調整を命じられた。

左腕は1つの武器になるが吉井投手コーチは「5番目までは決まっているが6番目は決まってない。結果じゃなくて投げてみていいと思った方を(2軍コーチに)推薦してもらう」とあくまでも横一線を強調。開幕6戦目を巡ってガチンコ勝負だ。