阪神大学野球春季リーグが6日、ほっともっとフィールド神戸で開幕した。第1試合では、昨秋最下位に終わった甲南大が、神宮大会ベスト4で秋春連覇を目指す関西国際大を延長12回、与野瑞起内野手(3年=広陵)の決勝打で3-2で破った。

与野は「チームで武次を倒そうとやってきた。これで勢いに乗りたい」と笑顔。谷口純司監督(55)も「神宮大会ベスト4のチームに1勝出来たのは自信になる」と手応えを得た。第2試合は、天理大が石原貴規捕手(4年=創志学園)の2ランなどで6点を奪い、八木玲於投手(4年=敦賀)が1失点完投で大産大に快勝、春3連覇へ好発進した。