首位に並ぶ福岡大が序盤のリードを守りきり、2敗をキープした。先発の藤松亮輔投手(2年=西日本短大付)が大学2度目の先発で、6回途中2失点の好投を見せ、大学初勝利をマークした。

「自分としては全然ダメでしたが、途中から変化球中心に変えて、走者を出しても粘り強く投げられた」と控えめに白い歯を見せた。

昨年はリリーフだったが、今春は開幕週の久留米大戦で大学初先発。勝敗はつかなかったが、中盤まで試合をつくっていた。「自分で行けるとこまでと思って投げた」。2回に5得点の援護をもらい、自身の大学初勝利につなげた。

今春から指揮する堀壮太監督(38)も藤松について「気持ちで投げるタイプだし、走者を出しても粘り強く投げてくれた」とたたえた。