慶大は首位対決の初戦を落とした。大久保秀昭監督(49)は、相手森下をたたえながら、終盤に許した追加点を悔やんだ。「(森下は)今季一番よかったかな。でも追加点をやったのが痛い」と話した。

4番の郡司裕也捕手(4年=仙台育英)に今季1号が飛びだすなど、一時は2点差まで詰め寄っただけに悔いが残ったようだ。同監督は「明日、がんばります」。言い聞かせるように話し、引き揚げた。

▽慶大・柳町達三塁手(4打席凡退で通算100安打は持ち越し)「森下を捉えきれなかった。想像通りだったが、それ以上の何かがあった。(9回のカーブは)あれは、ヒットにしたかった。(100安打は)何も考えず、打席に入れた」