阪神先発の岩田稔投手(35)が7回途中10安打8失点で降板した。

4月18日ヤクルト戦(神宮)以来、2勝目を狙う左腕は3回まで無安打無失点の好投。しかし、4回に日本ハム打線に捕まった。

大田に初安打を許すと、近藤につながれて1死一、三塁のピンチ。5番清宮には内角の変化球を一、二塁間へ運ばれた。一塁手マルテが懸命に飛びつくも、打球はグラブの下を抜けて先制適時打となった。さらに四球で1死満塁とされ、7番清水の打球は前進守備を敷いた三遊間へ。遊撃手北條が難しいバウンドに合わせられず、打球をはじいて内野安打となる間に2点目を失った。

7回には大田、王柏融の連続適時打を含む4連打を浴び、2死満塁から清宮に押し出し死球を与えてマウンドを降りた。2番手馬場が続く6番渡辺に満塁本塁打を浴び、岩田の失点は8にまで膨らんだ。

打線は日本ハム先発金子の前に6回まで散発3安打と「0」が並んだ。