侍ジャパン大学日本代表候補の選考合宿に「いだてん」が出現した。同大から候補入りした小川晃太朗外野手(3年=龍谷大平安、180センチ、75キロ、右投げ右打ち)だ。

まずは50メートル走の測定で断トツの5秒69をマーク。30メートル走でも1位タイの3秒67をたたき出し注目度が一気にアップ。練習最後に行われた二盗タイム測定でも1位タイの3秒27と「3冠」に輝いた。自慢の快足で代表入りを大きくアピールした。

「最初のシートノックではメッチャ緊張してフワフワしていたんですけど、50メートルで良いタイムが出て落ち着きました。これまで5秒7は何度か切ったことはあるんですが手動なので。機械測定では初めて。このタイムが自己ベストになると思います」と話した。

龍谷大平安(京都)では3年春のセンバツに出場してベスト4。同大では昨秋、今秋と2季連続でベストナイン。今春は8盗塁を決め盗塁王に輝いた。

「自分の持ち味は足。この選考合宿でも走塁を試されていると思うのでそこをしっかりとアピールしたいです。明日から実戦に入っていくので頑張りたい」と代表入りへ意気込んでいた。

選考合宿は3日間行われ明日22日は紅白戦。明後日23日に代表24人が発表される予定。