不調のため5月25日の日本ハム戦を最後に2軍調整が続いている西武多和田真三郎投手が、イースタン・リーグの楽天戦で先発した。辻監督、小野投手コーチらが見守る中、約1カ月半ぶりのマウンドは6回115球で6安打5失点、7三振3四球だった。

多和田は「真っすぐはまだ良い時と悪い時の差がある。良いまっすぐをもっと増やしたい」と振り返った。同投手コーチは「(ファームで投げ始めた)チェンジアップはものすごく良いボールを投げている。ただ真っすぐが戻ってこないと。球宴前の9連戦? そこは考えてないです」と、前半戦での1軍復帰は否定した。