今秋の明治神宮大会で準優勝した関大が22日、大阪・吹田市の関大グラウンドで練習納めを行った。ランニングやノックなどの後、約150人の部員でグラウンドや周辺の大掃除を行った。

この秋は4季ぶりに関西学生リーグを制覇。明治神宮大会では47年ぶりに白星を挙げて勢いに乗って決勝まで進んだ。新しく主将に就任した吉川周佑外野手(3年=土佐)は「神宮での3試合は、毎試合自分たちが成長していくのが分かった。全国で勝てるチームに少しずつなってきているのかなと思います」とチーム全体に自信がついてきた手応えを感じている。

春は95年を最後に優勝から遠ざかる。リーグ連覇は82年に始まった現リーグではなく、関西大学野球連合時代の72年春、秋連覇が最後。吉川主将は「春はずっといい結果が出ていないが、来年は春のリーグで勢いをつけて、春も秋も全国に出たい」と連覇を誓った。来年1月5日から始動する。