西武は5日、松坂大輔投手(39)が宿泊する日南海岸南郷プリンスホテル7階の「ライオンズルーム」を公開した。

西武のA班(1軍)が宿泊しているのが宮崎・日南市南郷町の同ホテル。今年、05年以来となる大幅リニューアルが行われ、ライオンズをモチーフに7階の客室、フロア全体が西武一色に、そして1階ロビーには選手たちの直筆サインが入ったベンチや選手ロッカーが設置されるなどファンにとって「たまらない」空間となった。

そして、リニューアルされた7階の「ライオンズフロア」に宿泊している1人が14年ぶりにライオンズに復帰した松坂。1月31日、部屋に入るやいなや「懐かしい。窓から見る景色は当時と一緒ですね。内装はライオンズ一色ですね」と感慨に浸った。7階は全部で12室。各部屋には、過去の優勝シーンや優勝決定試合の集合写真などが壁に貼られているが、部屋によってその写真は異なる。松坂が滞在している部屋には、1982年の日本シリーズ優勝時の集合写真が貼られている。「この中で分かるのは東尾さんくらいですかね」と笑いながらも、「ライオンズの先輩方の姿を見ると気持ちが引き締まります。この部屋を拠点として、このキャンプを充実したものにしていきたい」と気合を入れた。

チームは2月19日のキャンプ打ち上げまで日南海岸南郷プリンスホテルに滞在する。2月22日には西武による貸し切りの期間が終了し、松坂が宿泊している7階のライオンズルームを含めた全客室が一般も利用できるようになる。ライオンズルームには1人(2人1室利用時)1泊(スペシャルディナー付きで1万8453円~など宿泊プランが用意されており、西武ファンクラブ会員限定の宿泊プランなら会員証を提示すれば通常料金より割引が適用される。詳細はホテル公式ホームページ(https://www.princehotels.co.jp/nango/)で確認できる。