今春の県大会4強の立教新座が、4番仙波晴弥捕手(3年)の劇的な1発で初戦をコールドで飾った。
8回裏2死三塁。それまで3打数無安打と苦しんでいた男に打席が回った。黒須清人監督(66)がレフト方向を指さすジェスチャーを見せると、仙波は「ホームランを狙えというサインだと思った」とうなずいた。低め直球を強引に振り抜いた打球は左翼席へ吸い込まれた。公式戦初本塁打がコールドを決める2ランになった。
黒須監督は「指導者人生43年目で、初めてホームランのサインが成功した」と笑った。仙波も「狙えと言われて本当に打てて、自分が一番びっくりしている」と話した。41年ぶりの甲子園へ最高のスタートを切った。

