関西大学野球5リーグは19日、大阪市内で連絡協議会を行った。新型コロナウイルス感染が拡大する中、春季リーグ日程についても意見交換し、阪神大学野球連盟は4月4日からの第1節、11日からの第2節を延期することを決定した。

第3節以降を通常の2試合から3試合開催にすることで、試合数は確保する。また、合わせて全試合無観客で行うことも決定した。同連盟の井本康則理事長は「こういう事態になったのは初めて。観客席は開けずにスカウトなどは本部席から見てもらう」と説明した。

京滋大学野球連盟はすでに25日の開会式は中止。開幕予定だった4月2日からの延期を決定し、18日からのスタートを考えている。1部、2部合わせ12校の半数となる6校が活動できていない状態だ。

近畿学生野球は4日に開幕予定だった1部の第1節の延期を検討。2、3部も合わせ28日の臨時理事会で詳細を決める。関西学生野球連盟は25日、関西6大学野球連盟は26日にそれぞれ臨時の会議を開き、今後の日程を決める。