阪神などが今秋のドラフト1位候補に挙げる近大・佐藤輝明内野手(4年=仁川学院)が23日、9月上旬に開幕する関西学生野球秋季リーグに向けた思いを語った。

左の強打者は、チームの活動再開後の練習試合で3本塁打。いずれも左翼方向で「逆方向へ強い打球が打てている。最後のリーグ戦なので楽しんでやりたい。もちろん優勝が目標」と語り、気負いはない。20日に三塁の守備練習で左足首を捻挫した影響で、この日に奈良県内の近大グラウンドで行われた龍谷大との練習試合は欠場。軽傷のようで「リーグ戦には影響ない。大丈夫」と26日以降に実戦復帰する予定だ。

田中秀昌監督(63)は「打率、本塁打、打点、盗塁の4冠を取れるくらいやってほしい」と50メートル6秒0の足も生かした大暴れを期待した。