東都大学野球連盟は25日、都内で臨時理事会と評議員会を開き、今秋リーグ戦を1~3部は2戦総当たり勝率制、4部は1巡のみの勝ち点制で行うことを決めた。

1部は9月15日、神宮で開幕する。新型コロナウイルス感染拡大で日程のスリム化が求められるためで、臨時措置規則を定め、2戦先勝勝ち点制をリーグ戦とする従来規定を変えた。

さらに、今秋は入れ替え戦を実施しないことを決定。「戦国東都」の代名詞とも言える入れ替え戦だが、仮にチームに感染者が出て出場辞退となれば、リーグ最下位となる。そのまま、入れ替え戦も出場できない公算が大きい。感染即降格の不利益を出さない配慮だ。一方、下部リーグの優勝大学は自動昇格させる。来春は、1部は7大学で運営。奇数を避けるため、8大学とする可能性もある。詳細は今後、詰める。日程は9月1日に発表する。