カナフレックスが創部7年目で金星を上げた。延長12回、4時間半の熱戦の末に日本生命を11-10で振り切った。

打線が相手投手陣から計23安打。大半が単打だが積極的な走塁も絡め、チームカラーであるつなぎの野球を体現した。今季初の公式戦で、60回の都市対抗出場経験を誇る強豪を破った。就任1年目の山田勉監(61)は「日頃の練習の成果。機動力野球をチームに伝えていた、それを選手が出してくた」とナインの奮闘をたたえた。悲願の初出場へ勢いがついた。