京大が3失策と守備の乱れで敗れ、開幕5連敗となった。2点リードを許した5回2死三塁では、今秋ドラフト1位候補の近大・佐藤を申告敬遠し2死一、三塁で4番勝負を選択したが、暴投、遊ゴロ失策でさらに2点を失った。

6回には無死一塁から投前犠打の送球をベースカバーに入った主将・北野嘉一二塁手(4年=北野)が捕球ミス。長野高明捕手(4年)の二塁けん制悪送球なども重なりこの回も3点を奪われた。

新型コロナウイルスの影響で8月26日まで活動停止だった。現在も部員を4班に分けて練習しているため、この日のメンバーでの連係プレーなどできていなかった。北野は「言い訳になる。試合に慣れたころから強くなるしかない。そんなに悲観はしていない」と、実戦感覚を取り戻してきたリーグ後半戦へ、気持ちを切り替えていた。