乱打戦を制した神奈川が、史上初の「新規参入初年度での優勝」に王手をかけた。

3回、清田亮一捕手(27)の満塁弾などでリードを6点に広げた。6回に逆転3ランを浴びるも再逆転し、シーソーゲームを制した。

元横浜で、現役時代には「マシンガン打線」の中軸として活躍した鈴木尚典監督(48)は「逆転されたときは一瞬焦った。それでも、この打線ならまだ終わらないと思っていた。点の取り方がマシンガン打線と似ているんでね」と2試合連続2桁安打、2桁得点の「ネオマシンガン打線」を誇った。

残り1試合。鈴木監督は「BCリーグの歴史に名前を残したい。勝ちます」と意気込んだ。

BCリーグと四国アイランドリーグPlusの年間優勝チームが対戦する「日本独立リーグ・グランドチャンピオンシップ」は、新型コロナウイルスの感染拡大状況や各リーグの公式戦日程を総合的に考慮し、今年は開催を見送ることになっている。