セ・リーグは30日、巨人が2年連続の優勝を決めた。敗れた他5球団の監督が、敗因や巨人の強さを語った。

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▽阪神矢野監督「俺らの力不足。特に(直接対決で)大きく負け越した。ジャイアンツの方がこういうところが上で、こういうところがうちはまだ成長していかないとダメだとよく分かったシーズン。しっかり受け止めていかないと(いけない)」

▽中日与田監督「巨人は強いチームに間違いない。我々は負け越している。巨人より今年弱かったという事実は間違いなく数字に出ている。私を筆頭にいろいろ反省しなければいけない。(10勝12敗2分けで)善戦したというよりも負け越しは負け越しですから」

▽DeNAラミレス監督「もちろん我々もベストを尽くし、一生懸命トライしたが、残念ながら優勝に届かなかった。巨人は優勝にふさわしいチーム。やるべきことをやっていた。すべてがかみ合っていた。すべてのパートでいい結果が出て優勝につながったと思う」

▽広島佐々岡監督「巨人は総合的に力があった。若い選手をうまく使い、主力選手ともかみ合っていたと思う。簡単に認めるわけにはいかないのだけど、結果を見れば、差があった。これだけゲーム差を広げられたということは、またしっかりとやらないといけない」

▽ヤクルト高津監督「(巨人は)投打ともにすごくバランスが良くて。右ピッチャー、左ピッチャー、右バッター、左バッター、控えも含めてすごくバランスの良いチームだと感じました。1人ずつがそれぞれ、すごく役割を理解していて、良い仕事をするなあと感じました」