立正大は7勝目を挙げたものの、優勝には届かなかった。5点を先制しながら一時は1点差に詰め寄られる苦しい展開。それでも連投の糸川亮太投手(4年=川之江)が2回1/3を無安打救援して逃げ切った。

坂田精二郎監督(46)は「4年生を中心によく頑張ってくれた。やり切りました」と話した。亜大の勝利で優勝決定戦は消えた。糸川は「もう1試合」といって引き揚げたが、思いは実現しなかった。

▽国学院大・小川龍成内野手(ロッテ3位)「今秋は確実にアウトにして自信になった。これからはプレッシャーがかかる中で結果を残せる実力をつけていきたい。目標は西武の源田さん。いつか超えたい」