日本ハムは5日、千葉・鎌ケ谷の2軍施設で、黒羽根利規捕手(33)と白村明弘外野手(28)の2選手について、来季の契約を結ばないことを通達した。

黒羽根は「このメンバーで優勝したかったですけど、まったく貢献できなくて悔いが残ります。野球を続けていきたい気持ちはあるので、そこに向けて頑張りたい」と、現役続行を希望している。

黒羽根は日大藤沢高(神奈川)から05年の高校生ドラフト3巡目で横浜(現DeNA)に入団。14年には自己最多109試合に出場したが、17年のシーズン途中に日本ハムへトレード移籍。なかなか、1軍での出場機会に恵まれない中、今季は1度も1軍昇格できずにシーズンを終えた。

白村は慶応高(神奈川)、慶大をへて、13年ドラフト6位で投手として日本ハムに入団したが、昨季春季キャンプ中に打者に転向。投手としては通算109試合に登板も、野手としての出場は昨季1試合のみだった。現役引退を決断した白村は「やり切りました。投手も野手もやるという経験ができたのは、ファイターズだから。山あり谷ありの7年間でした。ファンの方に希望や勇気を届けることができなくて、申し訳ない気持ちです」とコメントした。