ヤクルトは初回、相手の隙を突いて4点を先制した。

先頭の山崎が内野安打。1死一、二塁から4番村上が右前打を放ち、1点を先制した。

1死一、三塁から、宮本の大きなバウンドの投ゴロは、阪神西勇が本塁へ投げるも捕手梅野が捕れず、ダッシュしていた三塁走者の青木が生還し2点目を奪った。

さらに1死二、三塁、西浦が初球を中前打とし、さらに1点を追加。

1死一、三塁となり、エスコバーがカウント1-2となったところで、西勇が一塁へけん制。一塁手マルテが捕球できずボールが転々とする間に三塁走者宮本が激走してセーフとなり、4点目を奪った。

村上は10月29日広島戦以来6試合ぶりの打点を挙げ、84打点。「チャンスだったので、ランナーをかえすことだけを考えて打席に入りました。コンパクトに打ち返すことができ、先制することができてよかったです」とコメントした。

追加点を挙げた西浦は「いい流れで回ってきたので、初球から積極的に打ちにいきました。追加点となってよかったです」と話した。