オリックスのドラフト2位紅林弘太郎内野手が同点の5回2死二塁で決勝打を放った。

「宮城を勝たそうと野手のミーティングで話していた。あの場面で消極的にならずに、ここで打てばヒーローだと思って打席に入りました」。同期入団の左腕とは「投手と野手なので、あまり一緒に練習することはないんですが、(寮の)部屋が横なので、仲良くやっています」と良い関係を築いている。

◆紅林弘太郎(くればやし・こうたろう)2002年(平14)2月7日、静岡県生まれ。駿河総合では1年夏からクリーンアップを担い、高校通算40本塁打。19年ドラフト2位でオリックス入り。今季11月3日楽天戦で放ったプロ初安打は、球団では89年高嶋徹以来の高卒新人初打席安打となった。186センチ、82キロ。右投げ右打ち。