阪神ドラフト1位の近大・佐藤輝明内野手(21)が14日、用具提供を受けるミズノの大阪本社で打ち合わせを行った。佐藤輝の一問一答は以下の通り。

-スパイクのこだわりは

佐藤輝 軽さというよりはクッション性があるものが合うと感じているので、そういったスパイクを提供いただくことになりました。歯の本数などはまだなにが自分に合うかが分からないので、ミズノさんに相談して、これからいろいろ試していきたいと思います。

-大学ではどんなグラブを使っていた

佐藤輝 サード用は楽天の藤田選手のモデルで少し大きめのものを使っていました。外野手用とファーストミットは大学1年の時にサンプルで提供いただいたものを使っていたので、特にこだわりはなかったです。

-プロに向けて何種類作る予定か、こだわりなどは

佐藤輝 サード用のグラブと、外野手用とファーストミットをお願いしました。サード用は、今使っているものから少し大きめに作ってもらうようにお願いして、カブスのバイエス選手が好きで、グラブがかっこいいなと思っていたので、同じようなブロンド色の配色にしてもらいました。外野手用とファーストミットはいろいろ試した中で、外野手用は梶谷選手のモデル、ファーストミットは村上選手のモデルが使ってみて一番しっくりきたので、それをベースに少し大きさや深さなどを調整して作っていただけることになりました。

-3種類のグラブを準備して、プロでも複数ポジション守るための準備をした形に

佐藤輝 大学では途中からずっとサードをやっていましたけど、やはりまずは試合に出たいという思いが強いので、外野用とファーストミットも準備してもらいましたし、これからしっかりそれぞれのポジションの練習にも取り組んでいきたいと思います。

-大学時代には何種類のバットを使っていた

佐藤輝 使っていたのは1種類です。大学2年の神宮大会の時に、その時使っていたバットが試合で折れてなくなってしまって、ミズノの方に急きょ持ってきていただいた西武の栗山さんモデルのバットがすごくしっくりきて、そこからはずっと同じバットを使っていました。

-プロでは何種類のバットを使用する予定か

佐藤輝 今日いろいろなバットを振らせていただいて、自分はグリップに小指をかけないと振れないタイプなので、少しタイカップ気味のバットが一番しっくりきました。いくつかある中で、大学で使っていたバットと同じ長さの堂林選手のバットと、それより少し長くて、芯の部分が少し太い村上選手のバットをお願いしました。

-形状や重さなどは

佐藤輝 形状はバットの先をくりぬいてもらうようお願いして、重さも今までは890グラム~900グラムの重さのバットを使っていたので、同じくらいの重さをベースに何本か準備していただけることになりました。

-大学時代にずっと使っていたバットについてもこれまで通り並行して使うのか

佐藤輝 大学時代のバットからは変えようと思います。今まで何種類もあるバットの中から選ぶということをしたことがなかったので、今日試してみて堂林選手と村上選手のバットがすごく手になじみましたし、今までのバットの自分に合う部分は残していただいた上で、いろいろ試していこうと思います。

-今日いろいろな道具を選んでみてどうだったか

佐藤輝 バットもずっと同じものを使っていましたし、どちらかというとそこまでこだわりがあるタイプではなかったですが、今日こうしていろいろ試させてもらって、ミズノさんの方々にいろいろアドバイスをいただきながら選ぶことができたので、すごい楽しかったですし、今から自分の手元に届くのがすごく楽しみです。これからしっかり体の一部になるように、いろいろ試していきたいです。