目指せ、淡路島タッグ結成! 阪神ドラフト5位の東洋大・村上頌樹投手(22)が18日、さいたま市内のホテルで入団交渉に臨み、契約金4000万円、年俸720万円で仮契約を結んだ。(金額は推定)

今秋の東都リーグ開幕戦で右前腕肉離れを発症。現在はブルペンで捕手を立たせた投球、80~90メートルの遠投を再開しており、1月の新人合同自主トレ、2月のキャンプには間に合う見込みだ。最速149キロの直球と抜群の制球力、緩急を武器に、1年目から先発ローテ争いに期待がかかる。

兵庫・淡路島出身でもともと阪神ファン。宿敵巨人への思いを問われると、「巨人の4番には自分の(智弁学園の)先輩である岡本さんがいる。自分が投げたら勝ちたい気持ちがあります。三振を取りたいというイメージはできている。実現できたらいいなと思います」と早くも気合十分だ。

チームには同島出身で、すでに主軸に成長した近本がいる。「同じ淡路島出身として、先輩が活躍している姿をずっとテレビで見ていた。自分も淡路島の憧れの選手になっていきたい。淡路島の2人がお立ち台でインタビューされれば本当に光栄ですし、その姿を淡路島のみんなに見てほしい」と初々しい夢も公言した。【佐井陽介】