阪神ドラフト1位佐藤輝明内野手(22)が、プロ初の代打で登場し、京セラドーム大阪のファンを沸かせた。

6番陽川の適時打で勝ち越した直後の6回2死満塁。8番山本に代わり登場した。中日2番手鈴木の5球目、インコースの直球にバットを折りながら、右翼へ大きな飛球。スタンドはどよめきに包まれたが、ひと伸び足りず、右飛に終わった。

7回表は遊撃に木浪が入り、佐藤輝はそのままベンチへ下がった。

今試合前まで打率1割3分3厘。32打席で16三振を喫し、シーズン9試合目で初めてスタメン落ちを経験した。

試合前フリー打撃では46スイングで6本のアーチ。6本中5本がセンターから左方向。バックスクリーンをはるかに越え、スコアボード下の2階席に届く超特大弾も放っていたが、惜しくもスタンドへは届かなかった。