巨人はヤクルト3回戦(東京ドーム)の試合前に1軍選手、首脳陣、スタッフ101人に実施した3日のPCR検査で中島、丸が陽性判定を受けたと発表。

再検査が必要とされた若林と、接触頻度が高いと球団が独自に判断した亀井、増田大、北村の3選手を含むスタッフを隔離した。試合後までに若林の陽性が確認され、この日朝の同検査でウィーラーも陽性判定を受けた。

ウィーラーについては試合前練習まで参加し「5番・左翼」でスタメン出場の予定だったが、試合直前に検査結果が判明し、隔離措置をとった。球団によると中島、丸が陽性判定を受けた48時間前の1日中日戦(バンテリンドーム)からの行動履歴を調査。中島、ウィーラーは1日の試合後に、丸、若林は2日の午前に、それぞれ新幹線で帰京した。4選手とも今カード中は自家用車で自宅と東京ドームの往復のみで、名古屋遠征中を含む、外食や会食はなかった。

ウィーラーを除く6選手は「特例2021」に基づいて出場選手登録を抹消し、2軍からドラフト5位の秋広、立岡、香月を昇格させた。球団の判断で隔離措置をとっている亀井、増田大、北村の3選手については保健所による濃厚接触者の判定を待って対応する。原監督は「最善を尽くしてやっている中で、どういう状況になってもやっぱり我々は前を向いて戦う。今年『1Team』というものをスローガンとして掲げて戦っている」とした。

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