オリックス頓宮裕真捕手がチーム最多タイの2号ソロを放つなど攻守で存在感を示した。

1点を追う6回2死、ロッテ小島のカットボールを左中間テラス席に運んだ。内角球に反応し「相手の配球が、内角が多かったので、つまらないようにポイントを前に出した。外角を踏み込んでいきながらも、内角を意識していました」と笑顔で振り返った。受けても先発田嶋を7回3失点と好リードした。

ただ中嶋監督は走塁への注文を忘れなかった。2回1死一、二塁の一塁走者で、安達の右前適時打の間に三塁を狙って憤死。「流れを考えて。(4回のモヤの走塁死と)あの2つのプレーは非常によくない。良い流れをストップしたり、向こうに渡したりしてしまう。最後に競ったときに勝つ野球にならない」と成長を期待し、厳しく指摘した。昨季1勝11敗だったZOZOマリンは、引き分けスタート。仕切り直してまずは1勝を目指す。【真柴健】

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