東京6大学野球は17日、第2週を迎える。第1試合は、午前11時開始。

【第1試合 明大-東大】

明大は、第1週は試合がなかった。既に開幕を経た東大が相手。田中武宏監督(60)は「井沢君を警戒しないといけない。うちは1試合目。気になる」と、相手のエース右腕を挙げた。昨秋は8回4失点と完投されただけに、警戒を怠らない。一方で、手応えも得ている。開幕前のセガサミーとの対抗戦に新1年生5人が出場。「攻撃は(主将の)丸山が中心だが、下級生が出てきた。3月から合流した新1年生も経験させた。何人かベンチ入りして神宮に立つでしょう」と予告する。選手層の厚さも生かし、19年春以来の優勝を目指す。

東大は、開幕週の早大戦を1敗1分けで終えた。敗れた試合も、6点ビハインドを1点差まで追い上げた。あと少し投打がかみ合えば、という試合を続けた。攻撃では2試合計3盗塁。投手では、サイドスロー左腕の小宗創投手(4年=武蔵)が7イニング連続無失点と安定。17年秋から続く57連敗ストップへ、機は熟している。

【第2試合 法大-立大】

法大は、慶大との第1週は1勝1敗だった。1回戦はエース三浦銀二投手(4年=福岡大大濠)が「ノーヒット・ワンラン」で勝利。上々のスタートを切ったが、2回戦は山下輝投手(4年=木更津総合)が4回3失点で降板。打線は7安打するも1点に抑えられた。今季から指揮を執る加藤重雄監督(64)は「新米監督なんで、もう1つ、投手の代え時がずれます」と率直に話したが、敗れた試合も見せ場はつくった。

今季初登場の立大は、全員の力を結集して17年春以来の優勝を目指す。中川颯(オリックス)中崎響介(明治安田生命)の両腕が抜けた投手陣について、溝口智成監督(53)は「エース不在」と話す。全員で2試合18イニングを戦う覚悟だ。打線は、経験のある太田英毅主将(4年=智弁学園)山田健太内野手(3年=大阪桐蔭)宮崎仁斗外野手(3年=大阪桐蔭)らが中心。その中で、溝口監督が「未完の大砲」と期待するのが、東怜央内野手(4年=福岡大大濠)だ。リーグ戦通算1本塁打にとどまるが、同じ高校出身の法大・三浦に、どのような打撃を見せるか注目したい。

【順位 4月11日現在】

1位 早大1・5点(1勝1分け)

2位 慶大1点(1勝1敗)

2位 法大1点(1勝1敗)

4位 東大0・5点(1敗1分け)

明大、立大は試合未消化

(勝ち1点、引き分け0・5点、負け0点のポイント制)