新潟は神奈川に5-6で惜敗し、ホームで3連敗を喫した。群馬戦(0●7)、信濃戦(0●9)に続く3戦連続0封負けだけは免れた。0-0の2回1死一、二塁で7番松島恒陽内野手(24)が左翼フェンスにワンバウンドで達する先制の二塁打。無死からの4連打を締める長打でこの回3点を奪った。優位に立つ展開も中盤以降、反撃を許し、最後は力尽きた。

「群馬戦も信濃戦も左投手に詰まらされていたから対策を練って打席に臨んだ」と松島。神奈川の先発投手も左腕で日本ハム、巨人に在籍経験のある乾真大投手(32)だったが、直球をフルスイングし先制長打につなげた。橋上秀樹監督(55)は「自分なりに工夫してポイントを前にとらえていた」と先制のシーンを振り返る。2打席以降は無安打に終わった松島は「次は絶対、勝つようにしたい」と唇をかんだ。