母の日の5月9日(日本時間10日)、エンゼルス大谷翔平投手(26)は「2番DH」でドジャース戦に出場した。母の日にちなみピンク色のスパイクとバットを使用してプレー。第1打席で昨季のサイ・ヤング賞右腕バウアーから技ありの内野安打を放った。この日は3打数1安打で4試合連続安打と10試合連続出塁。打率は2割7分6厘となった。大谷の過去の母の日を振り返る。

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〈日ハム時代〉

◆2013年5月12日(オリックス戦=7番右翼で4打数1安打) 交流戦前の最終戦に敗れてチームは7連敗。「試合に勝つことが最優先。まず次の試合を勝たないといけない」。

◆2014年5月11日(オリック戦=不出場)

◆2015年5月10日(オリックス戦=5番DHで4打数1安打) 野手では4月22日以来の出場。2回1死に左前打も先制点をお膳立ても、その後3打席は無安打。「(相手先発のオリックス西は)全体的に良かった」。

◆2016年5月8日(西武戦=先発6回4失点で3敗目) 6回4失点に「勝負球が甘かったです。どの球種も」。

◆2017年5月14日(不出場)

〈エンゼルス時代〉

◆2018年5月13日(ツインズ戦=先発で7回途中1失点11三振も勝ち負けつかず) ピンク色を差し色にしたユニホームを着用。5連続を含む11三振を全球種で奪った。「勝ち星はなかったので、どうかなと思いますけど(チームが)勝ててそれが一番、良かったかなと思います」

◆2019年5月12日(オリオールズ戦=不出場) 4点を追う9回2死、ネクストバッターズサークルで代打待機。ピンクのバット、アンダーシャツ、ソックス、スパイクを身につけて登場したが、前打者の三振で出番はなかった。