東洋大がタイブレーク採用(無死一、二塁から攻撃)の延長10回、2点リードを奪いながら、その裏3点を失いサヨナラ負けした。

最後の場面は4-3と1点差に迫られ、なおも続く1死二、三塁から相手4番の鵜飼と勝負に出て、サヨナラ打を浴びた。

杉本泰彦監督(61)は「満塁策もあったんだろうが、勝負に行きました。選手は集中していたと思うんですが」と振り返った。

先月21日に中大に勝って4勝目を挙げたあと、勝利に見放されてついに5連敗。14日の最終戦、対駒大2回戦は、敗者が入れ替え戦にまわる戦いになる。佐々木俊輔主将(4年=帝京)は「次は応援も来るので、やり切るだけ。そうすれば結果もついてくる」と話していた。