新潟医療福祉大は白鴎大に7-4で勝ち、同カード1勝1敗とした。初回2死満塁で6番・笠原遥也遊撃手(4年)が右前に先制の2点適時打。チームを勝利の軌道に乗せた。次節最終節は教育実習で不参加となる笠原にとって、主将として最後のゲームを勝利で終えた。

最初のチャンスを主将のバットがものにした。1回2死満塁。笠原が狙っていた直球を右前にはじき返した。先制の2点右前打。貴重な一撃でゲームの主導権を握った。「キャプテンとして何としても打ちたい場面だった」。作新学院大との最終節(22、23日)を来週に残しているが、笠原は教育実習のため、不参加。秋には3年生主将の新体制となるだけに、この試合が主将としてのラストゲームだった。「気合が入っていた」とゲームに全力をぶつけ、試合後は最高の笑顔だった。