明大が立大に逆転負けし、わずかに残っていた優勝の可能性が消えた。

8回に5安打を集中して3点を奪い、1度は逆転に成功した。ところが直後の9回、2番手の渡部翔太郎投手(3年=千葉黎明)が踏ん張れず、あと1人からひっくり返された。これで5勝4敗となり、残る1試合に勝ってもポイントは6止まり。首位の慶大はすでに7ポイントを挙げており、届かなくなった。

8回2失点のエース竹田祐投手(4年=履正社)は「先頭を出して、野手にいいリズムを持ってこれなかった。そこが課題です」と悔やんだ。田中武宏監督(60)は「序盤は寝ていましたね。プレッシャーはなかった。勝たしてあげられなかったのは申し訳ない」と話した。