東農大北海道が最終戦で北洋大を4-0で下し、通算9勝1敗で3季ぶり31度目の優勝を飾った。

新型コロナウイルス感染が広がる中、途中で3校が学校事情により出場辞退し、有観客から無観客に切り替わったリーグ戦で頂点に立った。三垣勝巳監督(40)は「こういう状況の中、最後まで試合をやらせていただけたことに感謝したい」と話した。

2年ぶりに全日本大学選手権(6月7日開幕、神宮ほか)に出場する。前回出場時は1年だった林虹太(3年=佐久長聖)伊藤茉央(同=喜多方)の両右腕の好投で4強進出。この日、先発で7回無失点と好投した2年生左腕、石沢大和(網走南ケ丘)ら新戦力も台頭。三垣監督は「新しい力も出てきた。2年前とは違うチームとして、すべて決勝のつもりで臨みたい」と意気込んだ。