東北大は医学部の最速143キロ右腕、福岡涼(5年=淡路三原)が好投した。7回から4番手で登板。力のある直球と変化球を武器に2回を1失点に抑えた。

入学当初は軟式野球サークル所属も「硬式をやってみたかった」と3年夏に転向。現在は、多忙な実習と両立しながら野球に打ち込んでいる。「競っている場面での登板が多いので、1イニングをしっかり抑えていきたい」。今秋で大学野球とは一区切りをつけ、再来年2月の国家試験合格を目指す。