法大・姫木陸斗外野手(1年=日大藤沢)がチームを勢いづける本塁打を放った。

2点を追う2回、先頭で打席に入ると、慶大先発の蒔田から右越えに放り込んだ。「1点を取るための意識で何としても塁に出ようと思いました。打った瞬間いったと思って、(先発の)尾崎さんに1点をあげられたのがうれしい」と笑顔で語った。

4球連続で見逃し、カウント2-2から、この日初スイングでの1発だった。「相手投手の足の上げ方が独特で、修正しつつ、内のカットボールを打ちました」と初対戦となる相手への対応力を示した。続けて「プロの球場でのホームランは初めてでした。他では無いうれしさがあります」と喜びをあらわにした。

チームは15安打11得点の快勝で、3日の慶大との決勝戦に進出を決めた。姫木は「チャンスで回していただいたら打てるように頑張りたい」と意気込んだ。