ソフトバンクは8日から、交流戦最後の1週間を本拠地ペイペイドームで戦う。広島、ヤクルトを迎える6連戦を前に工藤公康監督(58)は「次はホーム6試合ですので、いいゲームができるようにね」と気合を入れた。

今季の交流戦はここまで12試合を戦い4勝6敗2分けの10位。過去に12球団最多8度の優勝を誇るだけに、物足りない成績ではある。それでも、直近のカードではセ・リーグ首位の阪神に敵地甲子園で勝ち越し。巨人との3連戦で打率3割超え、2勝1敗だったホームに戻るだけに、一気に連勝を伸ばしたい欲も出そうなところだが、指揮官は「とにかく勝ち越し、勝ち越しでいくことが大事だと思います。3連勝なんてそんなこと言わないで、常に勝ち越しを目指していくことが大事」と冷静に話した。

常々「カード勝ち越し」を掲げる工藤監督は、欲張らずに、普段通りの戦いで残りの交流戦を乗り切る構えだ。「あまり先のことを考えるよりも、次の3つ。そしてその3つの中の1つ1つ。これが大事だと思う。欲張ることもせず、先を見ることもせず、足元を見て戦っていきたいと思います」。言葉どおりに2カード続けて勝ち越すことができれば、12年以来の交流戦負け越しという不名誉を回避。本拠地で勝率5割以上での交流戦フィニッシュを決める。【山本大地】