西武松坂大輔投手(40)が今季限りで現役引退することが6日、分かった。 横浜高で甲子園を沸かせ「平成の怪物」と呼ばれ、99年西武入り。大リーグではレッドソックス、メッツなどを経て、15年にソフトバンクで国内に復帰した。その後は中日から20年に古巣・西武に戻ってきたが、1軍登板は0だった。日米通算170勝(日本114勝、メジャー56勝)を挙げた球界屈指の右腕がユニホームを脱ぐ。
「平成の怪物」西武松坂大輔が今季限りで現役引退 日米通算170勝
98年 センバツV
98年 夏の甲子園・準々決勝でPL学園と死闘
98年 夏の甲子園・決勝戦 横浜対京都成章
98年 西武入団会見
99年 衝撃のプロデビュー
99年 オリックス・イチローを空振り三振に仕留める
06年3月 WBC決勝でキューバを下し、MVPに選ばれ喜ぶ松坂
06年12月 レッドソックス入団
13年 メッツ時代
17年 ソフトバンク時代
19年12月 古巣西武復帰
21年2月 西武キャンプ
プロフィル
◆松坂大輔(まつざか・だいすけ)1980年(昭55)9月13日生まれ。東京都出身。横浜高で98年甲子園春夏連覇。同年ドラフト1位で西武入団。1年目の99年に16勝で新人王に輝き、同年から3年連続最多勝。07年レッドソックスに移籍。インディアンス、メッツを経て15年ソフトバンク入団。18年中日に移籍し、昨季から西武に復帰。182センチ、92キロ。右投げ右打ち。今季推定年俸2000万円。