巨人が新外国人としてレッズ傘下3Aルイビルから自由契約になっていたスコット・ハイネマン外野手(28)と合意したことが5日、分かった。

ハイネマンは身長185センチ、体重100キロの右投げ右打ちで、走攻守でバランスの取れた外野手兼一塁手。レンジャーズから昨オフに移籍し、秋山らとスタメン争いをした今季は19試合で打率1割、2本塁打だった。メジャーでは通算は68試合打率1割7分2厘、5本塁打、17打点ながら、3Aでは通算166試合で打率3割4厘、20本塁打、86打点の成績を残していた。今季の巨人はテームズが右アキレス腱(けん)断裂で米国に帰国し、スモークは退団と新助っ人野手が離脱。右の外野手も希少なだけに、ハイネマン加入で厚みを持たせ、2ゲーム差で首位を走る阪神を追い掛ける態勢を整える。