西武、巨人、オリックスで通算525本塁打を放った清原和博氏(54)の長男、慶大・清原正吾内野手(1年=慶応)が「4番一塁」で先発出場したが、4打数無安打に終わった。試合も1点差で敗れた。

2打席連続三振で迎えた6回2死一塁の第3打席も遊ゴロ、1点を追う8回1死二塁の好機も三ゴロに倒れた。

上田誠コーチ(64)は「(清原は)バットも振れているし、守備も無難にこなせている。ここ数カ月でメキメキ上達しています。成長が楽しみです」と未完の大器に期待を寄せた。

大学野球界の将来を担う若手選手の技術向上・育成を目的に、1、2年生が出場する同大会。国学院大、桐蔭横浜大(辞退)、日体大が参加し、総当たりの1次リーグを慶大は1勝2敗1分けで突破。同リーグ4勝0敗の国学院大と決勝を戦った。