19年秋以来4季ぶりの優勝を狙う関大が開幕戦を白星でスタートした。

5回1死満塁から1番安藤大一郎外野手(4年=西条)の右前打、2番中井颯良外野手(2年=報徳学園)の犠飛で2点を先制。6回と8回にも加点して突き放した。

投手陣は、先発の定本拓真投手(3年=三重)が5回を2安打、2番手の宮崎柊輔投手(3年=東海大大阪仰星)も3回無失点と好投。最後は古西祥真投手(2年=社)が締めて2安打無失点リレーを決めた。

主将の坂之下晴人内野手(4年=大阪桐蔭)は2安打1打点で、「初戦が大事やでと話していて、良い形で勝てたのでよかった。なんとか日本一を目指して強い気持ちでいきたい」と春季5位からの巻き返しを誓った。

プロ注目の野口智哉内野手(4年=鳴門渦潮)と久保田拓真捕手(4年=津田学園)は無安打で、試合後にともにプロ志望届を提出すると明かした。