筑波大が、完封負けを喫した。

先発の西館洸希投手(3年=盛岡三)は、6回3失点。2回に3点を先制されたが、その後は追加点を許さなかった。春季リーグ戦後に右肘の手術を行い、リハビリをへての復帰登板だった。痛みが減り「ボールはよかったと思う。後半は、粘り強く投げられた」と話した。

11日の開幕戦では、エースで今秋ドラフト1位候補の最速152キロ左腕、佐藤隼輔投手(4年=仙台)が右腹部を痛めて緊急降板。チームには同行せず、そのまま茨城県内へ戻った。電話で連絡をとった川村卓監督(51)は「息をするのも苦しかったようだが、昨日よりは良くなっていると聞いた。来週(18、19日)は厳しいと思う」と明かした。

エースが離脱し、先発の柱として期待のかかる西館は「投手陣全員で、まとまってやっていきたい」と話した。