今季初登場の明大が引き分けた。

8回2死満塁から蓑尾海斗捕手(3年=日南学園)に適時打が飛び出し、1点を勝ち越した。ところがその裏、3与四死球で満塁のピンチを招き、暴投で追いつかれた。

誰より悔しがったのが丸山和郁主将(4年=前橋育英)だ。「勝ちきれる試合だった。それを自分たちで手放してしまった」。2失策、暴投と守りのミスを悔やんだ。

慶大には19年秋から引き分けを挟み6連敗中。丸山は「先のことは考えず、目の前のことに全力で取り組みたい」。ドラフト候補に挙がる俊足外野手だが、主将としての責任を強調した。