右太ももの故障で離脱していた楽天の守護神松井裕樹投手が、11月6日から始まるロッテとのCSファーストステージ(ZOZOマリン)でメンバー入りする可能性が28日、浮上した。8月25日に同箇所を痛め、翌26日に登録抹消されていた。
当初は、今季中の1軍復帰は厳しい状況が見込まれていた。それでも懸命のリハビリを経て、27日に宮崎でのフェニックスリーグ組へ合流。この日のオリックス戦で8月20日以来の実戦登板に臨み、1回を9球、1奪三振で3者凡退に抑え、最速は150キロを計測。「無事に投げられたことが一番。患部も特に気にならなかったですし、技術的な課題も見つかりました」と手応えを得た。
石井GM兼監督は、左腕の意思を尊重する。「彼の(CSへ)間に合うんじゃないかという感覚と肩、肘、故障した箇所も大丈夫だという感覚があるので、CSに間に合うのか、間に合わないのかというところの最終チェックで行っています」と経緯を説明。43試合に登板し24セーブ、防御率0・63の絶対的守護神が戦線復帰すれば、下克上へ大きな戦力となる。
ただ、指揮官は「もちろんそこ(CSのメンバー)に加わってほしい1人であることは間違いないですけど、準備が整わないのに入れようとは思わないです」と無理はさせない方針。代役を務めた宋家豪、酒居もセーブシチュエーションでの失敗はゼロ。松井のCSメンバー入りは、状態を慎重に見極めて判断される。



