早大・今井脩斗内野手(4年=早大本庄)が戦後15人目(早大5人目)となる打撃部門3冠王に輝いた。

この日は1回に左前打し4打数1安打、通算打率4割7分1厘、3本塁打、14打点で全日程を終了した。

今井は「明大戦(16、18日)が終わった結果を見て、意識はしました。でも今日は優勝もかかっていたし、最後の試合なんで、プレッシャーにせず、楽しもうと思った。できすぎです」と話した。

今春、肩、ヒジを故障したことで、野球は大学までと決めていた。今季も、開幕戦(立大戦)はベンチから外れた。それが東大戦から出場するや、猛烈な勢いで安打を量産した。

この活躍で、社会人野球(トヨタ自動車)からオファーがあり、このほど内定した。「新人の気持ちでまた1からやりたいです」。今井の野球人生はまだまだ続く。