2年ぶりの開催となった大学日本代表候補選考合宿が3日、愛媛・松山で始まり、二刀流の日体大・矢沢宏太投手(3年=藤嶺藤沢)が足でアピールした。

投手陣とともにキャッチボールを行い、フリー打撃では力強い当たりを連発。50メートル走では、5秒8と全体トップのタイムをたたき出した。「野球選手である以上、投手、打撃だけでなく、走塁も守備もトップレベルを目指していきたいので、1番をとれたのは良かった。いい1日になりました」と喜んだ。2年前の合宿にも1年生ながら招集されており、今回は2度目。来秋ドラフト候補が集結する場でチームメートに積極的に話しかけ「全員の選手とコミュニケーションを取って、自分の成長につなげられたら」と話した。