大学代表候補選考合宿の紅白戦で4日、東京6大学リーグ通算10本塁打の早大・蛭間拓哉外野手(3年=浦和学院)が持ち味の打力を披露した。愛媛・松山での合宿2日目は紅白戦2試合が行われた。

蛭間は初球から積極的に振っていくスタイルを貫いた。全5打席で、初球をファウル4回と空振り1回。振ることで、初対戦の投手とタイミングを合わせた。ファーストストライクを見逃さず、3安打をマーク。「崩されながらも、対応できた。レベルの高い投手ばかりなので、大振りすることなく打てたので良かったと思う」と振り返った。

浦和学院時代にも高校日本代表を経験し、U18アジア選手権(宮崎)で銅メダルを獲得。外野の守備でも好プレーを見せた来秋ドラフト候補は「大学でも日本代表を背負いたいという思いは強いのでアピールしていきたい」と話した。